
翻訳品質へのこだわり
品質という哲学
「高品質」ではなく
「お客様の求める翻訳品質」という考え方

カルテモの歴史は「品質と向き合い続けた歴史」と言っても過言ではありません。
翻訳、企画デザイン、品質コンサルティングといったコンテンツコミュニケーションの分野で実績を残すとともに、品質を論理的にとらえることで、新たなビジネスや概念に挑戦してきました。
本当に求められる品質とは何か?
「カルテモは、高品質を目指しているわけではありません。」
こうお話しすると、多くのお客様がびっくりします。そして何人かは興味深く続きに耳を傾けてくれます。一見、矛盾しているこの言葉に、私たちは品質に対するポリシーを込めています。
固定概念、自己満足からの脱皮
たとえば翻訳の場合、翻訳者は、独自の品質基準で「高品質」を目指します。それ自体を否定するつもりはありません。ただ翻訳をビジネスとして扱う上で大切なことがあります。「翻訳品質は、評価者(発注者)によって変わる」ということです。
品質には、数値化できること、数値化できないことがあります。品質において問題になるのは多くの場合、数値化できない要素に関することです。
カルテモは、数値化できない要素を論理的に解明することにも挑戦してきました。
カルテモの挑戦
カルテモでは、翻訳品質に関する要素を16項目に分類し、お客様が何を求めているのかを論理的に分析するノウハウを蓄積してきました。
また、カルテモは約20年前から「機械翻訳+ポストエディット」に真剣に取り組んできた日本でも数少ない企業の一つです。当時の日本では多くのお客様、翻訳会社、翻訳者がその存在に懐疑的であった機械翻訳を、翻訳ビジネスに導入するための手法として導入されたのが「ポストエディット」でした。カルテモではお客様の要望である機械翻訳の導入に際し、先ほどご紹介した翻訳品質の論理的定義を活用しました。これは、昨今の「AI翻訳+ポストエディット」を実践する上でも、お客様、翻訳者双方でそのターゲット品質を明示的に把握する上で大きなノウハウとなっております。
翻訳品質モニタリングシステム
カルテモでは、翻訳者の評価と教育にも取り組んでいます。
トライアルだけではわからない翻訳者の日常業務での傾向、スキルを把握するため、翻訳者の品質モニタリングシステムを導入しました。これは、担当翻訳者の評価をレビュアーが行うというもので、年間2000件を超える案件に適応されております。
品質モニタリングシステムにより、翻訳者を定量的に評価すると同時に、各翻訳者にフィードバックをすることでカルテモ全体の品質の底上げを行っております。
カルテモの考え方は新しい扉を開ける
カルテモは、従来から若い翻訳者、翻訳未経験者の登用を積極的に行ってきました。
また、このようなジュニア翻訳者に対する社内インストラクションも実施し、戦力化をはかってきました。
近年では、このようなカルテモのやり方が評価され、弊社の役員による翻訳スクールでの講座も行われるようになりました。
「翻訳業界のリセッション」といわれる近年にカルテモは新しい手法を、若い翻訳者に広め、業界の活性化に尽力しております。
翻訳品質管理サービスとは
翻訳品質の論理的定義に
こだわったカルテモのノウハウをご提供します
カルテモは20余年の間、「翻訳品質の定量評価」にこだわり、「お客様の求める翻訳品質の提供」にこだわり、翻訳ビジネスの俗人化からの脱皮にこだわってきました。
その結果、多くのお客様に品質とキャパシティでご評価いただいております。
カルテモは、このシステムを広く普及いただくために、翻訳品質管理サービスを開始しました。
翻訳業界がなかなか抜け出せない戦後スキームから脱却し、品質と生産性を向上するための新しい翻訳ビジネスの考え方やノウハウ、ナレッジなどを惜しみなくご提供します。
これらは、セミナー、講座などの教育カリキュラムとしてご提供するほか、実際の企業内のフロー分析や問題解決提案など個別コンサルティングとしてご提供することも可能です。
翻訳者はもちろん、教育事業や翻訳事業を展開する企業様、企業様内の翻訳部門の方々に最適なサービスです。
以下のような課題を抱える方に最適です
・社内の翻訳案件の品質向上や生産性向上を考えている企業
・AI翻訳を導入したが、社内的に効果的に活用できてない企業
・翻訳案件の恒常的な品質の安定化を図りたい翻訳部門の方
・非翻訳会社で翻訳案件が比較的多いチームの方
・非翻訳会社で翻訳部門の新規立ち上げを検討されている方
・翻訳会社で俗人化評価から脱皮を図りたい方
・翻訳者向けセミナー、講座を企画したい方
翻訳品質定義
翻訳の品質要素を詳細に分類。
「何が、どこが、なぜ」悪いのかを明示します
カルテモは、翻訳品質を構成する要素を4つに分類し、さらにそれぞれを詳細に分類し定義しました。この翻訳品質定義は、10年以上の年月をかけ、少しずつ改良を積み重ね、現在の形になったものです。
お客様の求める翻訳品質の的確な把握につながるとともに、翻訳者、レビューアへの適切な翻訳指示にも大変有効で、カルテモの登録翻訳者からも高い評価をいただいております。
この翻訳品質定義は、カルテモの翻訳品質へのこだわりのすべてが詰まっているといっても過言ではありません。
このノウハウは、翻訳品質管理サービスの中核としてご提供させていただきます。
ポストエディットでの活用:
翻訳品質定義は、通常翻訳だけでなく、「AI翻訳+ポストエディット」にも活用します。
近年、機械翻訳/AI翻訳に拒絶反応が多かった日本でもその導入が叫ばれています。
しかしながら、これまで経験のなかった多くの翻訳会社、翻訳者が「ポストエディット」や「ターゲット品質」という概念に困惑している状況とも言えます。
カルテモでは、長年ポストエディットにも翻訳品質定義を活用し、お客様と翻訳者双方の「ターゲット品質」を明確にしてポストエディットに取り組んでまいりました。
本当にやってきた翻訳会社だから持ちうるこのノウハウを、翻訳品質管理サービスとしてご提供します。
俗人的品質評価からの脱却:
翻訳業界は、歴史ある業界であるとともに、昔から職人意識が強い業界でもありました。
仕事に責任を持つ意味で、そのこと自体を否定するつもりはありません。しかしながら、職人意識が行き過ぎると、業務が俗人的になる傾向があります。
特に、翻訳品質という部分で長い間(もしかすると現在でも)、特定の翻訳者の個人的評価(≒好み)で翻訳品質が語られてきたことは否定できません。
「翻訳品質はお客様が決める」というカルテモの思いは、翻訳業界では特殊なものと言えます。ただ近年、この考えに共感いただく翻訳会社、翻訳者の方々も増えてきております。
カルテモは、長年、翻訳品質の俗人的評価を避け、論理的に評価する方法をとってきました。
品質モニタリングシステム
翻訳者のスキルを点数化。
アサイン効率を向上させます
カルテモでは、登録翻訳者のスキルを評価し、点数化しております。
カルテモの登録翻訳者は、登録時にトライアルに合格することが必須ではありますが、翻訳者の本当にスキルは日常業務に反映されると考えます。よって、翻訳者の日常の案件対応の成果を評価するための独自システムを数年前から導入しました。
このシステムによりカルテモの登録翻訳者のうち、お仕事をお願いするほぼすべての翻訳者の結果が蓄積され、その総数は年間2000件を超えます。直近6か月の平均スコアが点数化され毎月更新されるため、翻訳者のスキルアップもわかるようになりました。
このシステム導入により、お仕事をお願いしている翻訳者とその品質が明示化され、お客様とのマッチングがより適正化されます。
この翻訳者モニタリングシステムは、業界関係者からも「ここまで徹底している翻訳会社はほとんどない」とのお褒めの言葉とともに、注目をいただいております。